ペドロコスタの映画が分かりにくいと感じてしまう。平明であることを巧妙に避けているこの人の映画は、現実世界で状況のわからない現場に放り込まれるのと似ている。混乱や不安に能動的な観察と推理で立ち向かわな…
>>続きを読む映画の洗練された最小の形が、映画でできる演出を悉く排していって、沈黙の中に何かを見つけようとするこの方向にあるとは思えない。むしろできることは全てやって、その上で、演出と物語の中の妄想狂的とも言える…
>>続きを読む全員が性別・年齢不詳みたいなところある。
ペドロ・コスタ作品の役者全員雰囲気があり過ぎる。笑わないし常に体調不良みたいなところとか。あと、一貫して貧さみたいなのもテーマな気がする。それはそういう土地…
ペドロ・コスタの三作目。リスボン近郊の、移民の暮らす地域が舞台。コスタが七か月暮らしてみた感触が反映されている。「人として扱われず、生きていかなければならない人々」の物語。
コスタは、本作に満足でき…
セリフが極少。そして無表情、無感情。
生命力を感じさせない貧困モノ。
何の楽しみも無い暮らしがツボ。
貧困以外欠けてたりする。
いつの時代に造られたのか判別出来ない、セメントの建造物が、スラム…