それは昔のスラムの日常かもしれず、未来への希望かもしれない。映像は曖昧さを抱えながら、純粋でありながら冷たいリアリティを伝える。
特に長回しのパンショット、静止画のように留まる顔、沈黙や生活音が積み…
ペドロコスタの眼差しに映画という機能が反発してるような
中期のヴァンダの部屋、何も変えてはならない、あなたの微笑みはどこに隠れたの?などの現実を捉えてストーリーが存在していない方が好みだなぁと思っ…
ペドロコスタの映画が分かりにくいと感じてしまう。平明であることを巧妙に避けているこの人の映画は、現実世界で状況のわからない現場に放り込まれるのと似ている。混乱や不安に能動的な観察と推理で立ち向かわな…
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