仏軍外国人部隊で曹長を勤めるガルーの元に現れた美しき新兵サンタン、自身の存在を脅かすサンタンに向けられた嫉妬と羨望。
躍動する男たちの肉体美、日々の訓練や生活といった営み、所作、そのひとつひとつに…
上映後のQ&Aで、所詮は無意味でしかない訓練中とかの所作の美それ自体を美しいとは思いたくないけれど最後のドニラヴァンのダンスでやっと美しき仕事とはなんなのかその意味を分かったような気がしたみたいなこ…
>>続きを読むジブチの美しい風景と同居する終末感。
ドニラヴァンの脈打つ上腕筋とラストのダンスだけでも見る価値あり。あまりにもドニラヴァンすぎるが、ドニラヴァンだからしょうがない。
荘厳なオペラの奏と呼応する美し…
"後悔から自由は始まる"
* * *
クレール・ドゥニ監督登壇イベント付先行上映で観た。
鍛えた肉体の躍動、訓練された無駄のない動きを群舞として捉え、洗練された所作の中に美を見い出す視点は興味深い。…
こんなに美しくて純粋な映画観たことが無い。
兵士達の筋肉、汗、肌、血管、躍動する肉体と広がる海。踊ることの悦びを感じたし、まるで身体への賛歌。ジブチの景色は夢にすら出てこない程に美しく忘れられない。…
ハーマン・メルビル「ビリー・バッド」を元にドニ・ラヴァンのために脚本を書いた監督
アリフレックスカメラ35㎜で表情を丁寧に撮影
監督が育ち見てきた美しき異邦人を描いた アフリカのジブチに駐留してい…
あらためて見ると、人の身体というものはあまりにも簡素、いたってシンプルで、所詮は遺伝子の設計図でしかないことを強く感じさせる。
しかしだからこそ、原始的な美しさが宿る。
反して精神は途方もないほど複…
徹頭徹尾、筋肉の躍動の映画。筋肉質とは程遠い自分からすると訓練のシーンが始まった途端に外人部隊なんて絶対に入りたくないと思わされた。いじめとかヤバいことになってるだろうと。話自体が延々追い出す機会を…
>>続きを読む訓練、洗濯、アイロンがけ。アフリカ、ジブチに駐留する外国人部隊の兵士たちの身振りは、もはや目的や意味の見えない遠いところで反復されているように見える。規律のための規律、訓練のための訓練、身振りのため…
>>続きを読む大傑作だと思う。
Q&Aで言及している人がいたけど、役者とカメラとの距離がどのカットをみても適切すぎて、感嘆する。
外人部隊の兵士たちの訓練をマスターショットを用いず、訓練する兵士たちのウエストショ…
© LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998