2018年4月23日
『ジョイ・ラック・クラブ』1994年制作
監督、ウェイン・ワン。
エイミ・タンの小説を映画化。
サンフランシスコ。
中国からアメリカに移住し、苦難の人生を生きた4人の女性。
…
授業にて、原作を読んでから映画を観ました。映画も勿論やけど、原作に使われてる比喩の何とも言えない感じが好き。どこからが嘘なのか本当なのか最後まではっきりさせないような表現が好みでした。話は始終重いけ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ジョイ・ラック・クラブが麻雀クラブだってことにまず笑った。しかし…。
女性の自尊心の問題が、自分や自分の身近な女性たちのこととして突き刺さった。
自分を完全に見下していて、思いやりの欠片もないク…
なんか絶対自分のツボなやつっぽいと思って、ずっと見たかった本作。
最寄りのTSUTAYAに置いてなく、わざわざ取り寄せまでしたのだが…
決して良くなかったわけじゃない。
でも4組の母娘=合計8人…
壮絶な家庭環境で育ちながらも、人並みの幸せを掴む事を願い、異国で強く生きる女性達。
自分の身体一つでゼロから道を切り拓き、世界中でたくましく生きる中国人達の強さの根底を見た。
冒頭の言葉の意味が…
母と子と。
時代と世代と文化と。
血縁や家系について、
考えさせられる作品。
個人的に一番琴線に触れるシーンは、
あの婚前美容室での親子のやりとりだ。
晴れやかな泣き笑いが美しい。
心が通う瞬…
30年間、時折麻雀卓を囲みながら友情を深めていった4人の女性たち。
中国から、女性として豊かに生きることを切望しアメリカに渡ってきた彼女たちと、母たちの願いを時に呪詛のように背負いながら育ったその娘…
アメリカに渡ってきた中国人の母親4人とその娘たちの群像劇。人生色々、男も色々、女だ~っていーろいろ。世代間や人種間での相違はあれど、つちかった絆は強い。これまた家族ものには弱いパターン( ノД`)監…
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