知識がないととても記号でしかない瞬間もあって脱落しそうになる。が随所で入るサイードの独白はとても純粋なアイデンティティの模索で普遍的で、自分ごとと見続けることができる。監督はあくまでサイードをみつづ…
>>続きを読む鑑賞直後もぎたて生メモ回路
とは名ばかりのシンプル怠惰2024120
MAJIGOMEN
知らなくて、申し訳ない。
彼の出自。歴史と著作を追いかけて、
現在の諸国にカメラを向ける。
何系とか、地名…
確かに、監督自らが進んだ一足が道となり映画となっている構成は、観ていて心地いいが、それ故にかどこかずっと厭らしさが付き纏っているような気がしてならない。
冒頭のレバノンのサイードの別荘を訪ねる際に、…
観て良かった。初視聴が映画館で良かったとも思った。なぜなら冒頭1時間弱のうまい見かたが分からず、柔らかい座席でグネグネしながら何とか耐えたからだ。
これを配信で観ていたら別荘への感想を家族に求めた…
「オリエンタリズム」の生みの親、パレスチナ系アメリカ人の文学研究者エドワード・サイードの足跡を辿る旅路。
現在のパレスチナにおける惨状を知りつつ当時のイスラエル国内と中東の難民キャンプの様子を見ると…
正面からインタビューしていくので画の面白味は無いものの、切り返しも行わず徹底して被写体と正面から向かい合う真摯さに胸打たれる。エドワード・サイードその人の「不在」を際立たせ、もう絶対に追いつけないと…
>>続きを読む特集上映でこの監督の作品自体初見、こんなドキュメンタリー見たことないわってぐらい何か斬新だった、サイードの国と民族に対する考え方を軸に、パレスチナ問題を双方を極力フェアに、かつ地に足をついている視点…
>>続きを読む歳をとるにつれて自分の言葉の無力さを感じるけど、それは歴史意識の裏返しでもある。ユダヤの歴史に比べたら親子のディアスポラも一瞬の出来事に過ぎない。映画は、サイードがパレスチナでどう認知されているかと…
>>続きを読む©2005 シグロ