最後のモリーに照明が当たるシーンはあくまで映画内の話であることを明示してるかと思うけど、わざわざシーンが終わってから光を当てて他の役者に引きずられるように退散していくのはモリーが天に昇っていったこと…
>>続きを読む逃げる男と追う女、それ以上のドラマはない。
オリエンタルで不思議な都市を巡る、それぞれの旅。
長い婚約から結婚に至る直前で、男は女から逃げだした。
そしてアジア逃亡の旅へ。
1918 年の白人には、…
映像重視で、もしかしたら映像を撮ってから繋がるように物語を考えたのかもしれない
演劇もあるけど、ナレーションによって多くが説明される 描けない部分は全てナレーションで説明
逃げる男と追う女 逃げ…
このレビューはネタバレを含みます
ポルトガル出身のミゲル・ゴメス監督の新作。
逃げる男と追う女の、アジアをめぐる大旅行(グランドツアー)。タイトルの「グランドツアー」は、本来17〜19世紀のイギリス貴族が教養を深めるために行った大…
観てみたのだけど・・。
逃げる男を追うモリーは現実だとしたら常軌を逸している。リアルに起こっていることなのか、エドワードは今も存在するのか、違う世界を彷徨っているようにしか思えない。
コミカルで…
普段オリエンタリズムには噛みついてしまう性質だけど、これはゴメスへの信頼だけで観た。わりと好き。安直ストレートなオリエンタリズムでもなく、でもオリエンタリズム批判やそこからの脱却は叶わない感じ。顔色…
>>続きを読むすぐに観に行くつもりが最終上映日の前日鑑賞となってしまった。
作中2つの時間軸が流れていることはわかっていても現在を映し出した風景の中に主人公たちの佇まいを感じ、頭の中が少し混乱したりもするのだけど…
20世紀始めのアジアを舞台に、結婚が嫌で逃げ回る男と、男を追いかけ回す女のお話です。
男の動機は特に示されず、何となくの勢いで旅を続ける2人。カラーとモノクロ、現在と未来が混在しながらストーリーが…
このレビューはネタバレを含みます
不思議な映画。1918年のアジア縦断旅のモノクロ・メイン、パートカラーの映画です。
微妙に現代のドキュメント映像が混ざり、不思議な感じなのです。
1918年、英国人エドワードは婚約者モリーの到着直…
結局、男は何から逃れていて、女はなにを追いかけていたのか。見終わった後、ぽかーんとおいていきぼりになって、しばじひとりブレスト。
純粋に物語を楽しむというより、西洋的な考え東洋的な考え、芸能の存在や…
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