植民地支配以前のメキシコと、スペインに植民地化されたメキシコ。生も死もカーニバルとなっていくメキシコの未来とは。
サボテンを十字架に担ぐキリストと、牛を剣で滅多刺しにする描写など酷く強烈。死をも笑…
ジャン・ルノワールの『ピクニック』や、ホドロフスキーの『DUNE』等々…映画史において伝説の未完作品があるが、本作もその1つ。ただそれでも『イントレランス』なんかに匹敵し得る映画の完成形のような恐る…
>>続きを読むセルゲイ・エイゼンシュテイン監督がメキシコの歴史をその天才的な表現力で作品化しきるはずだった未完の大作。大部分の撮影は終えたものの製作側との訣別により制作は中止。美しい情景と格調の高い構図が終始印象…
>>続きを読む間違いなく凄まじい映画だと思う。
死と隣り合わせの状況で舞う闘牛シーンなんて本当にゾクゾクしたかと思えば牛の頭にカメラ乗せるような荒技も。
一つ一つのカットの強度ていうのがヤバすぎ。祭りのシーンで楽…
空間がシンプルで、ゴチャゴチャした近代都市じゃないから構図の凄さが際立つように思われる。シンプルでもこんなにキマる!『イワン雷帝』にも受け継がれる極端な遠近のつけ方(階段の下と上、のように高低差の場…
>>続きを読むメキシコ好きを言うなら見ておくべきと。
エイゼンシュタインの未完作だが、響くショットが次々で魅了。
ソンブレロとポンチョをこんなに格好良く撮るなんてまさにメキシコ万歳だわ。
名も無きメキシコ青年の面…
キマリまくりのショットの連続。なぜキマッてるショットってキマッていると感じるのだろう。平凡に過ぎ去るのではなく、めちゃ凄いと感じるのだろう。不思議。絵画ではキマリすぎているが故に構成に凄みを感じず、…
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