パート2の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『パート2』に投稿された感想・評価

家族の役割、性行為という労働
ゴダールの映画では男と女は一生分かり合えない。70年代ゴダール作品は地味に初めて見た気がするが、今見ても刺激的な実験であった。相変わらず意味は分からないのだが。
東京都写真美術館ホールで。ペドロ・コスタ カルト・ブランシェ。脈絡は割とある。お金の問題。映画作りも性生活も。1974年ワールドカップのクライフのPK獲得のシーンが何度も流れる。

先日ゴダール展に行ったからか、なんとなく分かるようなところがありました。
でもまあ基本的には終始、なにしてんねん、なに言うとんねん、な時間が続くのは私にとって相変わらずではあります。
嫌いとも言えず…

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5.0

これを見て、ペドロ・コスタの展示を見て、なんとなく時間余ってルイジ・ギッリの展示も見て、ぼんやりと複数を並置することによって生まれ出る可能性、批評性云々を考え直す。新しい映像のスタイルが生まれ、それ…

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『勝手にしやがれ』で「俺たちは自分たちの話しかしていなかった、もっと相手のことを思いやれたのに」というセリフがある。
ゴダールは『映画史』で「今はセバーグの選択は正しいと思える」とも言ってるが、
『…

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性愛の家族、労働と疎外
nk
-

戦後の都市化、工業化で大量に生まれた、工場で単調に働く夫と、家で家事を担う妻の生活、が描かれている感じでしょうか。。夫婦の性生活の描写と、子どもたちへの実物を見せながらの性のレクチャーはびっくりした…

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SN
4.5

ゴダールは誰よりも編集作業によって映画を作る事を意識していた監督だと思う。
素材をどのように使うか。
そこが映画を豊かにする秘訣だと思う。

軽蔑でも描かれていた夫婦(男女)は決して理解し合えない事…

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生活にある・労働・性交・工場。
家族に浸透するそれらの問題。

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