美しい5人の子供に恵まれた
仲の良い上流階級の夫婦が
海辺の邸宅に住んでいて、
幸せを絵に描いたような
家族の様子が描かれる前半、
これから家族に起きる悲劇を
知っているだけに、何とも
言えない気持…
子どもって思っている以上に色々と感じ取ってる
過激な演出などなく淡々と事が起こっていくけど、70年代の軍事政権下のブラジルの恐ろしさはちゃんと映し出されている
絵に描いたような幸せな家族の暮らし…
フェルナンダ・トーレスの演技に釘付けになってしまった
2025年に観た映画で一番心が震える演技をしていた
恐怖も、安堵も、悲しみも、1人で立ち向かう覚悟も、全てに魂が宿っている
お母さまたるフェル…
これが実話なんてつらすぎる。
何百年も昔の話じゃなく自分が生まれて生きていた時代にこんなことがあったなんて己の無知を恥入りました。
今でもつらい思いをしてる人に目を向けるキッカケの1本になるためにも…
過激な演出はないけれど人の恐れや戸惑いが伝わってきてドキュメンタリーを観てるかのようなリアルな映画だった。
50年位前の実話を基にしてるけど最近の世界情勢から昔話とは思えず、いかなる政治的発言を発言…
ブラジル映画を映画館で観るのは、今作と同じウォルター・サレス監督の1998年の「セントラル・ステーション」以来。
冒頭1970年代のリオデジャネイロでの家族の風景が8ミリフィルムの映像で映し出され…
連行された人々が酷い拷問に遭っていたことを視覚的に映し出すのではなく、音で想像させる。あくまで残された家族の日々の闘いを真摯に映し出す姿勢がとてもよかった。人々の記憶から抜け落ちてしまいそうな惨禍を…
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