70年近く前のモノクロ犯罪映画。当時の刑務所ってあんなにユルかったのでしょうか。みんな私服でタバコスパスパしててビビる。。
内容よりも構図やカメラワークがやたら良くて、とにかくオシャレな映画。19…
たぶん邦題もそのままクリミナルの方がよかったんちゃうかな
冒頭のワンカット長回しで画の使い方の秀逸さに魅了された
ルノワール系やけどガチガチせず洒落たところ洒落てるからスマートに見えたな
おも…
監獄ギャングもの。
外にも内にも敵。
まっとうに生きていないものの定め。
過去の女に今の女に。
30年から50年代の
ワーナーのようなギャングものとは、
また違った趣。
妙な生々しさに背筋が凍る。…
『召使』は『失われた週末』、本作は『第七捕虜収容所』を連想したんやけど、もしかしてビリー・ワイルダー好きやったりする?
刑務所の構造を活かしたカメラワークとか公園での作戦会議の人物配置とかもいいけど…
犯罪組織と刑務所の癒着がどこまで行き渡っているか不明瞭のままシステムとして逃走劇を拵える底の見えない恐ろしさ。裏切り者だと扇動されて冤罪のまま移送される。慕われていた人間の没落していく様が哀れである…
>>続きを読む数年ぶりに出所したギャングが抗争に巻き込まれていく、って筋書きの割には野蛮さがなくて、自分の周りはみんな友達だと思っていたら気づかないうちに敵ばっかりになっているという被害妄想を具現化したような神経…
>>続きを読む『アスファルト・ジャングル』に乗じたようなタイトルだが、集団犯罪モノであること以外関係なし。
ただ、直接的な犯罪シーンは極力描かず、むしろ「事後」のドラマを描くというのは共通している。
全編を貫く…