ジョセフ・ロージー監督『コンクリート・ジャングル』(1960)
監獄のハリボテの内と外を貫く信仰深き雄叫びー
正装をしている囚人たちに、囚人らしさなどなく、すぐに突破される看守に看守らしさなどな…
ロージーは3本目だけどどれも最高なので驚く。
刑務所内、金網がないかのように上昇していくカメラがのちの落下を引き起こすように予兆となっている。
個人的には喧嘩好きのアイリッシュ小僧二人の部屋にぶ…
ぐんぐん惹き込まれるクライムサスペンス。ストーリーも良いけどとにかくカメラワークが素晴らしい。刑務所内で燃え上がる炎、狂ってしまったポーリーが自分だけの世界に入り込むシーン、ラストだだっ広い土地で不…
>>続きを読むロージーの冴え渡ったモノクロ映像はいつも最高、空間の使い方がやっぱり好きだな
魂が抜けていくような俯瞰撮影、そして最後に映される空
自分はこういうのに弱い
あとスタンリー・ベイカーってフェデラーに…
終始カッコ良いカット、俺が全てをコントロールしていると思っていたのが幸せだったと、更に黒い人たちに転がされていた哀しみ。他の囚人たちもキャラ濃ゆいしラストシーンもクール。だけど果てしなさそうな穴掘り…
>>続きを読むカメラワークと構図に照明ほかの演出がいちいちカッコ良くて堪らん。モリッシー入ってる感じ(逆に)のスタンリー・ベイカーが仕切ってる風から始まって実は使われてるって云う図式。壁の中を越える影響力を持つ組…
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