浅丘ルリ子の映る全場面が見せ場。その場限りの説得力に注力した身振り手振りで動き回る常に演説モードの過剰な演技をアホくさくさせない力量、半端ない。カジノのシャロン・ストーンに匹敵する破滅型の女性キャラ…
>>続きを読む冒頭の浅丘ルリ子のダンス、グルーヴィーである。
奥の部屋からパンイチの川津裕介がヌッと出てくるとこでおおっとなった。
岡田英次の「人を殺したんだ。あとは何だってできますよ」みたいなセリフが良かっ…
女性として諦めず生きることの葛藤と矛盾。
「女の体」に閉じ込められた魂の葛藤を描く。
浅丘ルリ子と対象的に、女性的に生きている2人に最初は同情するが、被害の様相で何度も繰り返し映ると次第に、なぜあ…
社会の規範に縛られず、情欲だけに突き動かされていく女性の姿はとても現代的で、この映画の浅丘ルリ子の楽観を取り除いて諦観を足したら「ナミビアの砂漠」的なキャラクターになるんだなあとぼんやり考えていた。…
>>続きを読む大好き大好き大好き
初増村。面白いというか凄い。ファム・ファタール映画にしてはかなり狂気的。とにかく浅丘ルリ子のカマキリのようなダンスと獣のような芝居が圧巻。はんとう棒。浅丘ルリ子は身体、生い立ち…
昨今の頂き女子りりちゃんの事件を見て、その彼女の行き着いた先またSNS上での主に若い女性たちの事件への反応のポストを見ているとこの増村保造『女体』が浮かんできた。
一般の若い女性の反応は、勿論それ…
とりあえず浅丘ルリ子の魅力が炸裂。
戦時中は国の為。
戦後は妹の為。
仕事を始めれば上司の為。
結婚すれば妻の為。
ずっと誰かの為にしか生きてこなかった男が、ただただ自分の為だけに刺激を求めて生…
このレビューはネタバレを含みます
84点
理事長小林卓造に会いたいと大学に現れた浜ミチ(会議室で待つ間に創作ダンス)。
息子の行夫に強姦されたと現れた秘書の石堂信之に慰謝料200万円を要求。
スキャンダルを恐れた理事長は始末を信之…