少女レンコの視点を通して「家族とは何か」「自分とは何か」を問いかける。
最初は引っ越しを歓迎する無邪気な少女の姿が、物語が進むにつれ、家族の崩壊に直面したリアルな苦悩へと変わる。
印象に残るのは、電…
三角のテーブルが素敵!
それが選ばれていることにも意味がちゃんとあって、お洒落みたいな理由じゃ無さそうなところからもう心を掴まれる。
大人になったいまは、お父さんもお母さんもレンコの気持ちもどこかわ…
【領域間遷移の浮遊感、翳りを隠す】
相米慎二の主要作品は中学/高校時代に観ているのだが、当時は映画演出の勉強などしていなかったこともあり、イマイチピンと来るものがなかった。『お引越し』は特に観ている…
7年前か 映画館でバイトしてたとき働いてるスタッフ全員に一番好きな映画聞いて全部観てた 優しくてまるい 自動販売機でジュース買うとき私を呼び出してポイントいつもくれるバイトのおじさんが言う お引越し…
>>続きを読む構図が、
何かを渡るものや、分断されたものをうまく取り入れていた。
思い出は片手で数えられるくらいでいい。
でも、もうすでに数えきれない。
子供の感じにすごく共感できる。
自分も近い境遇だからか…
洒落てるオレンジジュースムービー🍊
想像してたよりむちゃくちゃ面白く、たいへん好みだった。あまり相米慎二を観てないのだけど、あらゆるカットにセンスが溢れていた。
冒頭から三角形テーブルとレンコの…
1993年。父親が家を出ていき、キャリアウーマンの母親と一軒家に住むことになった小学生・レンコが送る、母子、時々父親&親類の若カップルな日常と学校生活。しかし、どうにか両親の仲を繋ぎ止めたいレンコ…
>>続きを読む大人って本当に勝手!
お父さんが縄跳びの例えをする時の、レンコの縄をつなげたらあかんの?という台詞が子供ながらの精一杯の引き留めのようにも感じて泣けた。
フェリーニのようだと言われれば確かにと思…
©1993/2023 讀賣テレビ放送株式会社/ひこ・田中「お引越し