敵の作品情報・感想・評価・動画配信

『敵』に投稿された感想・評価

EDDIE
4.4

生き続ける以上“老い”には抗えない。元大学教授の孤独な生活に密着し、それでも確固たる自信で充実した日々を過ごす前半。ある出来事からツイストがかかったかのようにジャンル変化を見せる後半は前のめりに。ど…

>>続きを読む
3.0
全然わかんなかったけど、晩酌シーンはとてもよかった。
leyla
3.9

長塚京三バージョンの『PERFECT DAYS』かと思って観ていたら、途中の描写から“そういえば今作は筒井康隆が原作だった”と思い出した。前半・後半のギャップ!

妻に先立たれ一人暮らしをする元大学…

>>続きを読む

吉田大八「敵」原作は知らなくて“敵”はネットで真実のメタファーなのかなと見始めたら、真正面から老いをテーマにした作品で、老いを生きる主人公の捨てきれないプライドを含めた内面の葛藤を夢、妄想で描いた秀…

>>続きを読む
A
4.7

「鳥というより裏窓だね、ヒッチコック的に言えば」
双眼鏡が写す人間の恥部と尊厳の裏側
死へ向けて想像と現実が少しずつ重なっていく。全ての出来事が死へのカウントダウンという布石
整った日常に不穏が流れ…

>>続きを読む
4.0
抑えてはいるけど見え隠れしてしまうプライドを感じてしまった

黒か白かのモノクロ世界で現実という日常が
死という非日常を目の前にして
夢という虚構にのまれていく。
おじいさんがモノローグ等一切なく
米を研いだり魚焼いたり冷麺食べたりする
日常の生活描写が美しく…

>>続きを読む

「敵」って何だろう。
老い?
衰え?
孤独?
そして死?

老いと共に何かに怯えつつ、その反面、覚悟を決め、人は死んでいくのか。
現実と妄想の狭間でもがきながら、やはり生きていたいと思う。
それは人…

>>続きを読む

現実と虚構の境目が徐々に不鮮明になる
自身の贖罪は虚構の中でのみ行われる→プライドの高さ
丁寧な生活から菓子パンへの移り変わり
死期を金銭問題として捉えていた儀助の生活に新たに加わった変数=認知症が…

>>続きを読む
維
4.0
メタファーの世界。僕のような若輩者にはまだ想像つかないが、これがリアルなのだと思うと、すさまじい。
安い感想ですが、やはり若い女を、男は好きなのか。
さて、夜間飛行読み直そう。

あなたにおすすめの記事