名前に言霊が宿る。
チリの軍事政権下で行方不明になった若者の名が記されたノート、ページが捲られる度にそこに刻まれた言霊が解き放たれる。
リードオルガンと静謐なスキャットが共鳴し、若者たちの今も続い…
ホアキン・コシーニャ×クリストーバル・レオン監督作品
「オオカミの家」に続き実際の事件から着想を得た短編ストップモーション。チリの闇深すぎる。。
行方不明になった子供たちを探すでも救うでも無く、…
名前を知られると、それが魔術的に悪用される。だから本当の名前を知られてはならない……みたいな話があるが、確かに名前はそれ単体で呪術として機能する。この映画では淡々と読み上げられる名前の数々が呪術的響…
>>続きを読むチリのピノチェト軍事政権下で行方不明となった子ども達を追悼するために作られたアニメーション作品。紙のノートにその存在を残し続ける繰り返しが、非常に残酷に感じられる。子どもたちの合唱とリンクした音楽に…
>>続きを読む© Leon & Cociña Films, Globo Rojo Films