“これは我々の物語だ。守り通す。”
放送室を中心に、ミュンヘンオリンピックで起きたテロの悲劇と人々・報道陣の混乱と信念を迫真のスリルで描いた傑作。
事実を正確に広く届ける報道の使命×排他的な競争…
今起こっていることをそのまま伝える使命と、どんなに綺麗な言葉に置き変えようとエンタメとして消費したいという抗えない欲望との狭間で。
屋外でのシーンも時折挿し込まれる程度で、本編の殆どがオリンピック…
🙁
変な着眼点かもしれないけど、ABCのルーンっていう超有名な人が出てきてるのがすごいアツかった。
最後の終わり方も凄まじい。胸糞が悪いというか、後味が悪いというか、「えっっ」って声が出るエンド…
米国の放送局ABCの現地スポーツクルー目線でミュンヘンオリンピック事件を描く。
誰でも知っている有名な俳優は一切出演しておらず、また登場人物を掘り下げることもく、まるで観る者の感情移入を妨げているか…
放送の現場を通して見るテロの映画だと思ったら、テロを通して見るジャーナリズムの話だった。
報道側の手柄や好奇心からテロ中継を始めるけど、事態が進んでいく中で倫理的なジレンマと葛藤しながら、放送内容を…
とにかく編集の凄さ。
あの緊迫感とテンポは技術的な素晴らしさにあると思う。
近年では『1917』や『アドレセンス』のようなワンショット作品の技術が格段に上がってきているのもあり、それだけで箔が付く…
ドキュメンタリーチックに進む作品でその場に居合わせたような臨場感ほんとにが凄かった。
放送倫理の葛藤のテーマがよかった。
この事件を知らなかったので最後までハラハラ楽しめた。
ありふれた教室にも出て…
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