大人が形成し続けている社会に適応しようと、幾つも犠牲を生んでまでして出来なかった、無意味だったと気付いたときの悲哀とその膨張が丁寧に二時間かけてじわじわと体感出来るように緊張を保ちながら描かれて、小…
>>続きを読むエドワード・ヤンの映画を観るたび、台北の都市の猥雑な空気感とそこで躍動する俳優たちが魅力的すぎて、このスクリーンのなかで暮らしたいと思う。
エドワード・ヤンの他の映画にも言えることだが、複雑で多様…
欲望のままに生きる怖いもの知らずの若者たちの物語。
物語は比較的淡々と進むけど、彼らの行く末が気になり超没入。多国籍で混沌とした台北の街と若者特有の危うさや不安定さが見事にマッチ。ラストも最高。大…
4人とマルトの
台北ラブストーリー。
多国籍で物騒で猥雑な台北の街中で、"麻將"(マージャン)という、早く上がることが目的のゲームを原題に配した本作は、運と戦略を味方にのし上がっていくというよりは…
クーリンチェに引き続き、モチーフの反復や長回しのカットが印象的でまず引き込まれる。
一方クーリンチェの基本的に暗く静かな世界とは対照的で、雑踏の賑々しさや経済発展の華やかさはありつつ、全て平面的で空…
とっても感じる「ジェネレーションX」な感覚。
監督はそれよりも上の世代だったようだけども、、時代を捉えてたのかなー。
飽きない画面づくりで退屈せずに観れたけどイマイチ感情移入できなかったってのが正…
© Kailidoscope Pictures