本作はカンヌ映画祭でコンペに選出された作品です。コンペに選出される事が既に凄い事だと思うので観に行ってきました。
早川監督の前作『PLAN 75』が僕としてはあまり良い作品だと思えなかったので、今度…
観れてよかった!
人間が生きてて、縋りついてしまう色んな対象が出てきて面白かった。競馬、恋愛、サプリ、信仰宗教、誰かとの繋がり、催眠術。それらが、人間が、複雑に混ざり合って生活が進んでいく。それも…
正直、完全にやられた。
『ルノワール』というタイトルから、そして陽気なポスタービジュアルから想像するものは、明るくどこか懐かしい夏の物語だったはずなのに、その期待は冒頭5分で見事に裏切られた。だが、…
この映画を観ていて古い古い記憶の扉が開きました。小6の時、父親を突然の病で亡くしてしまったクラスメイトの女の子が葬儀等を終えて久々に登校してきた際、私はその子にどう接したらいいのか分らず、思いっきり…
>>続きを読む●難しかった。『何を見せられてるんだろう?』という感覚まで覚えた。
●『ルノワール→ル・ノワール→le noir→黒……なのかな?』『人間の黒い部分を少しずつ集めてモンタージュした作品なのかな?』…
「彼女はバルタザールの目を持っている──『ルノワール』(早川,2025)」
わかってる,同じブレッソンで比較するなら『少女ムシェット』だろうと.わかってる,落ち着け.
少女フキの澄んだ瞳は,まる…
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