感情の行き場を彷徨っている少女の不安定な足取りをリアリズムからの脱却を図りつつも、ノスタルジー満載の画面で固めていくのは監督の趣味が全面的に出ている。それゆえ現代性とか目新しさはないんだけど、特に終…
>>続きを読む少女から思春期に移る面倒な時期、自分の気持ちをわかって欲しいと言葉に出せない。途中まで何を見せられているのかという部分もあったが、ラストにかけて母親と心通じた瞬間、フミの嬉しさが伝わってきた。
ル…
子どもの出口
大人の入り口
その狭間に存在する
少女のひと夏
現実と空想を自由に行き来し
時間がまだ細切れで
連続して存在することを
知りもしなかったあのころ
死の気配に気がつき
孤独に触れ
…
公開日に行ったのにずっと書けてなかった!
わ〜食らったなあ。あの時代にしか無いであろう閉塞感と底のない明るさにドキドキした。
うわここで!?っていう大胆な編集がよかった。フキちゃんが一人で救急車呼…
リリー・フランキーさん演じる父親の姿が、認知症を患い痩せていくじーじとの姿と重なって物語関係なく、悲しみと死んだ後のことを考えて意味もなく号泣しました。
家族が他人に軽く扱われたり疎まれるの見ると…
私にはフキが自由奔放な少女ではなく、むしろ大人たちの空気をすごく読む繊細な子に思えた。
だからこそ、甘えられないみたいな部分を伝言で知らない人に会って他者からの温もりみたいなものを求めにいったのでは…
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