ペドロ・コスタ監督映画を初鑑賞。
想像よりも遥かに好みだった。特に圧倒的とも言える画の美しさ。モノクロームでここまで美しさを感じたのはレオスカラックスの「BOY MEETS GIRL」以来。
「ポ…
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意味を見出すのはもはや無意味だと思い、早々に諦めた。はっとさせられる美しいショットはやはり多く、それを堪能することに徹した。
父親が死ぬまでのシーンはベタ塗りしたような黒く静的な影や、小石の粒のよう…
美しすぎるモノクロと構図。まんまカラックスの映画のシーンがあって影響をそのままだすのがデビュー作っぽいが、すでに非凡なものを感じさせる。
たしかペドロ・コスタはパンクバンドをやっていたらしく反骨や衝…
久しぶりにペドロ・コスタ監督の作品を鑑賞。シネ・ヌーヴォがほぼ満席だった。
本作はあまり刺さらなかったというのが正直なところ。映像は好きだし、俳優たちも魅力的なんだけど(特にイネス・デ・メディロス…
正直話はわかんない部分が多かった🥲
ですが、カットがいいとかそういう意味がとてもよくわかる映画で見るのは凄く楽しかったです。ひとつひとつ絵を描いてるような感じだからなんか繋がらない感じがして話の面…
人/物が、動き出し、動き続け、停止していく(ようにみえる)流れ。モノクロームの審美にカラフルの軽薄を思うことは容易いが、様々な色/可視光に包囲される人間の縁起を考えることも容易い。
すでに何かが始…
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ペドロ・コスタ監督の長編デビュー作。
ポルトガルの巨匠ペドロ・コスタによる長編デビュー作『血(O Sangue)』。監督の深い映画体験とポルトガルという国の歴史的記憶が交錯するノワール(血)。また…