人/物が、動き出し、動き続け、停止していく(ようにみえる)流れ。モノクロームの審美にカラフルの軽薄を思うことは容易いが、様々な色/可視光に包囲される人間の縁起を考えることも容易い。
すでに何かが始…
このレビューはネタバレを含みます
ペドロ・コスタの長編デビュー作であるが、画が既に極まっていて恐ろしい。画はかっこ良すぎるし、ヒロインのクララーイネス・デ・メディロスは美しすぎて魅了されていたら、いつの間にか終わっていた。
父…
彼らの見る太陽は煤で汚れている
その暗い隙間から光が射し込んでいた
もう頼れる者がいなくなる為にいきなりビンタの喝を入れられるヴィンセンテがメインかと思っていたら
ニノが叔父の家を抜け出して夜の…
若い頃に観て影響を受けたけど、改めて観るとそうでもなかったかな。
作り手のエゴが強くて、狙いすぎている感じがややキツい。
絵はキマッているけど、運動をやや欠いている。
若い作家の野心的な処女長編とし…
かっこいい場面がいくつもあるうえになぜか色彩豊かにみえるのがすごい。飯がマズそうなのも個人的によかった。兄の顔−弟の顔。
発話の挿入や水辺等に『サンライズ』感があった。物語が邪魔をしているような印象…
このレビューはネタバレを含みます
ぼやっとしているのもバキバキなのもどちらの画もかっこいい
言葉で表せないようなボヤッとした複数の人影のシーンがあってすごく印象に残ってる
イネスが恋人と遊園地みたいな公園に訪れたときの登場の仕方に…