重くて後味が悪そうなのかと思いきや、逆になんともいえないポジティブで温かな気持ち、そしていざというときに一歩ふみだす勇気の大切さを痛感させられるよな、とてもいいドキュメンタリーだった。ほんもののシス…
>>続きを読む満蒙開拓団としてひとつの村から一緒に満州に入植した方たちのうち、ロシアの侵攻により孤立し(関東軍は南下してしまったので)、村人の命を守るためにロシア兵に差し出されてしまった、当時数えで18歳ぐらいで…
>>続きを読む元となったドキュメンタリーは観ていたのと(NHKでもNスペで特集していた)、元祖まともなフェミニストの母からよく引き揚げ者のなかにいた二十歳前後の女性たちがどんな仕打ちを受けたか、また別のところで…
>>続きを読むとてもいいドキュメンタリーだった。
戦後生まれの私には満州開拓団については無知に近い。この映画を見て初めて「開拓」団という名のもとに、日本各地から多くの人たちが満州に送られた本当の理由がわかった。…
彼女達に戦後は訪れなかった
黒川開拓団の家族達を守るために数えで18歳以上の未婚の女性達がソ連軍に接待として差し出された
帰国して箝口令が敷かれていた
戦後70年詳細が秘密にされていたことに驚愕…
史実はだいたい知った上で鑑賞。
中心的に語り続けた女性の生き方に胸を打ちました。生き地獄のような日々の中、相手を敬い、妬まず、受け入れる。そして、逞しく生きる。理解ある伴侶との出会いも大きかったか…
戦争は恐ろしい
何があっても繰り返してはいけない
映画を見てから書いては消して書いては消して
でもこれ以外、私から言える言葉が見つからない
戦争って片方だけじゃないから
被害だけでなく加害についても…
「だってこれからじゃない」
「あったことを無かったことにしないで語らないけん」
「自分のことがちょっとでも誰かのここに残ってくれたら嬉しい」
「私らの犠牲のおかげで国へ帰れたことを忘れないでほしい」…
「あったことをなかったことにしない」これは戦争の犠牲になり人柱にされ苦しんできた女性たちの告白の記録である。
終戦間近、関東軍に見捨てられ、ソ連軍が侵攻し、孤立した満州開拓団は次々と自決していった…
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