大人になるにつれ、いつしか忘れてしまっていた宝箱を開けた時のような気持ちになった。子どもの頃は毎日が冒険。些細なことで喜んだり、悲しんだり、少しずつ成長していく冬冬がとても愛おしい。ひたむきに生きる…
>>続きを読む冬冬と妹の表情、特に目が悲しみ悔しさなどを訴えていて魅入った。お母さんの病状を心配しながらも、預けられ先で出会った子供たち大人たちとの経験が、観ていて自分の童心を思い出し、ほろ苦く感じた。冬冬たちに…
>>続きを読むうーん、素朴だ。特別大きな事件は起こらないながら、魅せられてしまう。
台北ではない、田舎で流れる夏の時間が、心の原風景(なんてベタな表現!)に合っているからだと思う。
それでも、描かれるべきものは…
美しい銅鑼で子供には重すぎるほど深刻さが増していく。そしてその深刻さを回避するために挿入される独特の笑い。その振り幅こそがシネマティックである。しかし、台湾はいつも外国という感じがしない。行ったこと…
>>続きを読むやっぱり台湾ニューシネマ🫶
おもしろいシークエンスとテンポ、魅力的な人物が描けていれば、上手くまとめた劇的な脚本は必要ないのだと再認識
子どもを描くのが一番上手い監督かも!
子どもを通して描く大人の…
そういえば、子供の頃、いつも夏休みには従姉妹の家で過ごした記憶がある。目の前の物語と並行して、記憶が延々と蘇ってきた。素晴らしい映画は記憶を喚起させる。だから何年経っても、国も言葉も超えて愛され続け…
>>続きを読む台湾の首都・台北、ある小学校の卒業式、『蛍の光』が流れる体育館内では、1人の少女が涙ながらに答辞を読んでいた。時への実感を感じさせる少女の美しく崇高な台詞。彼女の後ろに佇む子供たちも、ただ黙って少…
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