『名探偵コナン』や『古畑任三郎』など数多の作品で使われたワイヤージレンマを初めて描写した記念碑的作品。
映画の大部分を占める死と隣り合わせの爆弾解除のシーンは、半世紀近く経った今でも絶大な緊張感で…
渋すぎる傑作。爆弾処理班のリーダー、事件を追う刑事、豪華客船の船長...各々その道のプロフェッショナルである男たちが、自らの職務を全うするために淡々と仕事へ取り組む様を、徹頭徹尾ドライな演出で描いて…
>>続きを読む爆弾の仕掛けを覗き込むリチャード・ハリスの彫りの深い皺!絵になる顔とはこういうもの。密室空間で喋る、愚痴る、推理する。まさに独壇場。昔の映画は会話自体がサスペンスだった。
そして、リチャード・ハリス…
乗客1200人の客船、荒れた海、7つのドラム缶に入った爆弾、猶予は22時間、どんな仕掛けか分からない、こんな不利な条件に挑む爆弾処理のプロたちの静かな戦いを描く。
仲間が爆死しても、いくつものトラッ…