黒澤作品が2024年最初の作品になるとは
昔の俳優陣の熱さ、熱量を感じることができた。特に仲代達矢の大殿は鬼気迫るものがあったし、ありすぎて彼ばかりを追いかけてしまい、ほかの役を食ってしまう…
傑作。後期の黒澤明は謎の苦手意識があって殆ど観てないんだけど、有名な本作から観ていこうと思って観た。リア王と三枝教訓状を基にした壮大な身内揉めみたいな内容だが、合戦シーンの素晴らしさに度肝を抜かれる…
>>続きを読む何という…。
シェイクスピアの悲劇『リア王』を下敷きにした時代劇。
架空の戦国武将一文字秀虎が三人の息子の内長男に家督を譲るも、やがて秀虎は追放され血で血を洗う争いに発展していく。
仲代達矢の地獄の…
長いから何回かに分けて鑑賞しようかと思ってたけど、気付いたら一気見。
日本芸術の結集。生から死へ転ずる早さ、呆気なさ。衰えて何もかもを失って気付くこともあるんだろうけど、鶴丸から目を背けるなよ!と言…
凄かった……
私が時代劇を殆ど観たことのない世代なのもあって、正直鑑賞前は「黒澤明監督」「時代劇」というワードだけでハードルが高くて何となく難しい映画なんだろうな…という偏見を持っていました。
し…
このレビューはネタバレを含みます
美しい画面(カラー!)、華美な衣装、高すぎる城、秀虎のメイク、死にまくる登場人物、順々に回る大仰な台詞などシェイクスピア未履修なんだけど、黒澤がシェイクスピアやってんな〜となる。皆死ぬので逆にメ…