「ファシストも教会は怖れる。」
ムッソリーニが神を畏れていなかったことは、冒頭のシーンで既に明らかだ。しかし、イタリアという国で、ファシズムが生まれ、支配した背景には、教会も深く関わっていたのだと…
作品自体とはあまり関係が無いが、最近みたハイテンション映画の『ラ・ピラート』とまた違った感じがあって面白かった。こっちは最低限物語を語っている分、いくらか軽快に見られるということもあるが、個人的には…
>>続きを読むカラヴァッジオの絵画みたいな黒が強調される色彩感覚を貫いた勇気。ちょっと「暗殺の森」のアールデコの部屋の中でステファニア・サンドレッリが踊るとこ思い出す。劇中の映画館でも上映されていたが、精神病院で…
>>続きを読む初マルコ・ベロッキオ監督作品。
イタリア映画の巨匠と呼ばれるだけある映像、音楽、濃厚で重圧なストーリー。素晴らしい。
隠された歴史の裏で愛を叫び続ける悲運な女性イーダ。
ムッソリーニが首相になる前か…
イタリアの独裁者ムッソリーニの最初の妻だと主張した実在の女性イーダを主人公にした作品。まるでオペラのようなプロット。大胆な映像描写には舌を巻く。
イーダをメインに描いているが、個人的には若かりしム…