このレビューはネタバレを含みます
原爆が投下された7年後の広島が舞台。
かつて幼稚園の先生だった孝子は、瀬戸内の島にいたが、かつての生徒を訪ねて広島市内を訪れる。
そこで偶然目にしたのは物乞いをする、かつての実家の使用人岩吉だった。…
このレビューはネタバレを含みます
1952年公開なので、戦後まだ数年しか経っていないヒロシマの様子が、リアルに生生しく描かれている。
乙羽信子演じる主人公の教師は、何故か無傷で健康に生き残っており、昔の友人知人を訪ねて数年ぶりに広島…
池袋・文芸地下で鑑賞。(「生きものの記録」との2本立て)
夏休み直前の学校の風景から始まるので「7月下旬か…」と思う。
職員室で女性教師(乙羽信子)が広島が故郷なので帰るとのこと…であるが、この…
ケロイドが残る子汚いジジババを登場させるのは其の頃の当事者たちに向き合った結果だと思う。この時にもっと国際社会に訴えていれば、また違った今があったのではないかと思うのは関川秀雄「ひろしま」見た時の感…
>>続きを読む「原爆に対して」というより
「原爆症に対して」という見せ方を強く感じた映画だった。
戦争映画、反戦映画かな?と思ってみていたが
コレを見て感じたことはそういったものではなく
人と人との絆や人…
乙羽信子の空気の読めなさは異常。今さっき父親を亡くして茫然としている子に「先生よ、覚えてる?」と尋ね、更には亡骸にすがりついてる母親にまで自己紹介を始め、案の定怪訝に扱われるものの、それを自分のせい…
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