【あらすじ】
戦後復興が進む1950年の広島。瀬戸内海の島で教師をしている孝子は原爆から生き残ったかつての教え子を訪問するため、広島に向かう。盲目の乞食と出会い、彼が自分の親の会社で働いていた岩吉…
原爆投下から7年後に作られた映画、建物は復興できても被爆した人間の傷は癒えないという原爆が後世にも与える影響を描いている。
大人によってもたらされた破滅の結果と、それとは無関係そうに無邪気で悲しみ…
原爆投下からわずか7年後に公開された映画です。被爆地の惨状がまだ色濃く残る終戦後6年の広島の情景。何年たっても原爆症で多くの命が失われていき、戦争が終わってなお長く続く被害を物語っています。静かなが…
>>続きを読むこちらもフォロワー様から教えいただいた作品。『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』を最初に観たので新藤兼人監督作品は二作目ということになるが、一作目はドキュメンタリーなので実質初めて観るような感覚で…
>>続きを読む◎ 時限爆弾の時刻がきたら音も時間も消えゆく広島。
伊福部さんの音楽がところどころ希望を持たせてくれますが、先生の表情が雄弁にやるせなさ、涙、暖かさを物語っています。嘉吉と孫の太郎の別れは咽ぶような…
原爆の日に鑑賞。
祖母は原爆でその翌日7日に亡くなっている。当時5人兄弟の末っ子だった父は11歳。
「原爆の子」まさにそれ。
原爆投下から6年後…の物語なのかな?
1955年に開館した平和記念資料…
はだしのゲンや中沢啓治先生の自伝を読む限り、本作はあれでもかなりマイルドにしてる方なんだろう。
占領軍の検閲の影響が色濃い時代にあっては相当の衝撃作だったことは間違いないと思うけど...
/全景…
このレビューはネタバレを含みます
帰ってきたウルトラマン怪獣使いと少年の元ネタ。ともに老人がせつない老人映画でもある。老人にとって孫はセリザワにとってのオキシジェンデストロイヤーのようなもの。レゾンデートル。ゴジラさえいなければ手ば…
>>続きを読む10年ぶりくらいに鑑賞。広島に原爆が落とされて75年。今年も人類史上最悪の過ちといっても過言ではない黒い歴史を振り返る季節がやってきた。人類史上最大の無差別大量殺人。死亡者数は約14万人。本作には被…
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