無言歌に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『無言歌』に投稿された感想・評価

政府への怒り。
知るべき過去。
よくぞ撮ってくれました。
多くの人に観てもらいたいです。
よつ
3.6

1960年、文化大革命前の中国。反乱分子と見なされ、ゴビ砂漠の収容所で強制労働に明け暮れる男たちの壮絶な生活が描かれる。

1956年、毛沢東は政府に対する批判を受け入れる「百花斉放百家争鳴」運動を…

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gnk
3.9
中国共産党を批判した人々が送られるのゴビ砂漠の強制収容所を描いた作品
砂漠の美しい風景と飢えに苦しむ人が対照的に際立つ映像
3.5

ひたすら過酷な中国反体制右派砂漠強制労働

1960年、中華人民共和国の反右派闘争によって、多数の人間が甘粛省の砂漠にある政治犯収容所に送られ、強制労働についていた。-ウィキより

映画は砂漠での強…

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過酷な状況に反して空の色の多様さと地の色の変わらなさが美しい
jun
3.7
記録

これは地獄。
その仕打ちをするのも人間だし、生きようとするのも人間なんだよなぁ。

ドキュメンタリー作家ワン・ビンの初の劇映画。

毛沢東時代の反右派闘争。
何もないゴビ砂漠に収容所のセットを建て、壮大な自然に取り残された命を描く。

この反右派闘争は、毛沢東が弁論の自由を奨励する…

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Meilu
4.0

衝撃的なシーンは多いし、終わるまで無常感が続く。だが、これが現実に起こったことで、精神的にも肉体的にも追い詰められてしまった、人間の姿がありのままおさめられている。心が深く沈むが、大事な映画だと目に…

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ドキュメンタリーっぽい内容なのに、脚本がなんか、映画的だった(語彙力)
食う・死ぬの連続なので、壮絶な環境というよりかは生き物の在り方についての映画だと思った。カメラもあんま動いてくれないので棒立ち…

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このレビューはネタバレを含みます

・楊 顕恵(ヤン・シェンホイ)の小説『さらば來辺溝(ジアビェンゴウ)』と生存者の証言や資料に基づいて。
メモ:日本では、「來」は「来」の旧字体の扱い。

〔ノート〕
1956年、中国共産党「百花斉放…

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