1960年、文化大革命前の中国。反乱分子と見なされ、ゴビ砂漠の収容所で強制労働に明け暮れる男たちの壮絶な生活が描かれる。
1956年、毛沢東は政府に対する批判を受け入れる「百花斉放百家争鳴」運動を…
ひたすら過酷な中国反体制右派砂漠強制労働
1960年、中華人民共和国の反右派闘争によって、多数の人間が甘粛省の砂漠にある政治犯収容所に送られ、強制労働についていた。-ウィキより
映画は砂漠での強…
ドキュメンタリー作家ワン・ビンの初の劇映画。
毛沢東時代の反右派闘争。
何もないゴビ砂漠に収容所のセットを建て、壮大な自然に取り残された命を描く。
この反右派闘争は、毛沢東が弁論の自由を奨励する…
衝撃的なシーンは多いし、終わるまで無常感が続く。だが、これが現実に起こったことで、精神的にも肉体的にも追い詰められてしまった、人間の姿がありのままおさめられている。心が深く沈むが、大事な映画だと目に…
>>続きを読むドキュメンタリーっぽい内容なのに、脚本がなんか、映画的だった(語彙力)
食う・死ぬの連続なので、壮絶な環境というよりかは生き物の在り方についての映画だと思った。カメラもあんま動いてくれないので棒立ち…
このレビューはネタバレを含みます
・楊 顕恵(ヤン・シェンホイ)の小説『さらば來辺溝(ジアビェンゴウ)』と生存者の証言や資料に基づいて。
メモ:日本では、「來」は「来」の旧字体の扱い。
〔ノート〕
1956年、中国共産党「百花斉放…