毎日人が死に、その死肉をこっそりたかる。
そうでもしなければ生き延びることができない想像を絶する極限の世界。
ネズミを食べて腹を壊した人の吐瀉物を拾い集めて食べたり強烈なシーンがあり、本当に過酷で…
このレビューはネタバレを含みます
壮絶なドキュメンタリーだった
1956年の百花斉放百家争鳴にて、言論統制が緩和され共産党の批判意見を言えるようになったが翌年にそれは撤回されて批判者は反乱分子として教育労働を強制された
…というの…
ぺんぺん草も生えないをそのまま表した過酷な砂漠で、何の意味があるかもわからない農作業に従事する知識階層。
・ネズミを食う
・枯れ草の実を煮詰めて食う(後に腹下して死亡)
・ある収容者が吐いた吐瀉物…
王兵の「無言歌」は、個人の尊厳を叫ばない、告発を感情にしない、希望を語らない。
その代わり、時間だけが、無言で流れ続ける。
ラスト帰路に着く俯瞰のショットは堪える。
それは王兵が救済でも絶望でもな…
ドキュメンタリー監督のワン・ビン初の劇映画。共産党を批判した知識人たちを、辺境の再教育収容所へと送り、劣悪な環境の中で多くの死者を出す。生きるために、雑草を、他人の吐しゃ物を食う。夫の死体を探す妻。…
>>続きを読む夾辺溝事件は、長く中国本土でもタブーとされてきた歴史。
ワン・ビンはそれを、徹底して抑制された語り口で、記録のように、だが記録ではない方法で描き切った。
これは歴史の再現であり、
同時に、今を生きる…
「ワン・ビンによる当時の再現映像」と言えばそれまでだけど、結果劇映画の限界に到達している。収容所で起きた事は文字通り想像を"絶"し、劇/映画/映像/創作/表現としてソレに及ぶことは不可能。それでも画…
>>続きを読む耐えることに耐える
はじめてカメラを暴力装置だと感じた
ワンビンのインタビューでニーチェの馬が引き合いに出されていたけど、無言歌には生とそれに続く尊厳がある点は大きな違いだと思った、それはつまり史実…