"荒野の"などと謳っているが、本質的には室内劇。コレラ映画でもあり…コロナ時代のいま見るのは期せずしてタイムリー…「手は洗った?」。門/扉、開閉の映画。狂信者マーガレット・レイトンの清々しいほどの役…
>>続きを読む二回ある暗闇の中、意を決したアンバンクロフトが立ち尽くしているショット(いかにもエリセ=蓮實=ペドロコスタラインな)も感動したけど、ラストの門の内側に消えていくアンバンクロフトを見つめる主観ショット…
>>続きを読む期待し過ぎたせいもあってか、全体としては割と苦手ではあるのだがラストでとんでもない地平へと飛んでいき置き去りにされて放心。
これがジョン・フォード最期の劇映画。呆気にとられた。ここまでありとあらゆる…
ジョン・フォードはこの映画を最後に「長編映画からは」引退し、1973年に逝去したらしい。つまりフォードは『荒野の女たち』から8年は生き延びた。その間ドキュメンタリーを撮ることはあっても、長編映画はと…
>>続きを読むフォードはホントにすごい監督やと思ってるし、大好きでしょうがない映画がたくさんあるから、遺作のことをこういう風にゆうのは悲しいしおこがましいんやけど、
なんていうか、最低やった。
終始見てるのが苦…
ジョン・フォードの遺作。男不在。女たちの物語。凄まじく、過剰で、異色。
『卒業』『奇跡の人』のアン・バンクロフトが男まさりで格好良いんだが、後半は馬賊の残虐行為を前になす術もなく。それでも最後まで抵…
『荒野の女たち』(4.1)『鍬と星』(3.5)『四人の復讐』(3.2)『栄光何するものぞ』(3.4)『ウィリーが凱旋するとき』(4.2)
二十世紀の内には、それ程の本数のフォード映画を観ていない…
見てよかった。モーパッサンを超え、10余年後の地獄の黙示録を差し置いて、もはや神話の様相。馬車なんて異界からの脱出にしか見えない。馬賊の長の初登場のところ等、強烈なバストショットがいくつかでてくる。…
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