黒沢清が好きな人はこの映画が好きだろうし、黒沢清が嫌いな人はこの映画が嫌いだろう。つまり極端にセリフが少ない以外はいつもの黒沢清。
黒沢清の映画で男女が抱き合っていると不安になる(ダゲレオタイプの…
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セリフが極端に少なくカット割りもない。映像からすべてを汲み取らなくてはいけないのが非常に面倒ですが、好きな人は好きでしょう。ロングショットと長回しシーンの連続ですがそれぞれに展開と意味を持たせていて…
>>続きを読むたまらん、清節炸裂している。
「cure」と同じくらい好き。
世界地図になくなった日本。
たまにぼんやり消えゆく恋人。
ここはどこなのか?
自問自答を繰り返し答えを探すも見えない将来の漠然とした不…
黒沢清監督が講師をした学校の実習で撮った自主制作映画。キャストは表情変化に乏しくセリフも殆ど無い。BGMは全く無く、ストーリーもよく分からない。正直面白くなかった、娯楽性を狙っているんじゃ無いだろう…
>>続きを読むデカいビーチボールで遊ぶ男女を撮ったことのある身としては、あまりの一致にビビったよね。黒沢清と同じ発想をしていたっていう、それだけで勇気づけられる。
しかし、なんだかあざとく見えてきてしまった。居…
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1999年邦。英題"Barren Illusion"。2005年、外出もままならないほど花粉が舞う東京で、ハルは生殖機能が失われる可能性があることを知りながら花粉症特効薬の試験台となる。極端に台詞が…
>>続きを読むエドワード・ヤンからの影響大だが、その同時代感がむしろプラスに働いている。こんな緑緑しい黒沢映画があるとは思わなかった。決して面白い話ではないが、最後まで見せる画の力! 風船で遊ぶカップル! サッカ…
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