砂丘の村へ昆虫採集をしに向かった男が、女が一人暮らす砂穴の中の家へと軟禁される物語。
安部公房の小説の映画化作品ですが、個人的には原作のイメージ通りの完璧な映像化でした。原作の冒頭には「罰がなければ…
動く砂が精子に見えたのは流石に初めての体験
砂漠に存在する謎の部落、蟻地獄のような砂の家
どこまで行っても砂、砂、砂
ド級のサンドワンシチュエーションアートフィルム
流石にワンカットワンカットがバ…
原作既読
ロケーションと美術のリアリティ、白黒の画も相まって少しホラーな異世界感も表現出来ている。本当にあるかもしれないとさえ思わせる木目細かい脚本と主役2人も良い。安部公房らしいメタファーと皮肉を…
蟻地獄に取り込まれてしまった男のお話
岡田英次と岸田今日子のほぼほぼ二人芝居劇
原作 安部公房と聞くだけで鬱屈として変な気持ち悪さが押し寄せてくるのです。
やはりなのです。
設定がどうのとか雨が降ら…
原作者安部公房自ら脚本を担当した本作は、1964年のカンヌ審査員特別賞並びにその年のキネマ旬報1位など邦画各賞を総ナメにした。どこかSFちっくなストーリーと勅使河原宏のアーティスティックな映像美が高…
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