逝ける映画人を偲んで2021-2022@国立映画アーカイブ
撮影 小松原茂
今村昌平、2度目のカンヌ映画祭パルムドール
[妻の浮気現場に乗り込んだ夫(役所)は妻を刺し、警察へ直行、自首を。仮出所…
嫉妬から妻を殺してしまった山下拓郎だが人生はやり直せるということをコメディタッチに描いた秀作。 うなぎをペットにしているのはおかしな感じだが、うなぎの出産の説明とラストを絶妙にリンクさせていているの…
>>続きを読む今村昌平の映画はあまり観てませんが、すべてわたし好みの映画でした。継続して観ていきたい監督です。うなぎと柄本明が主人公の分身として外にあるわけなんですが、その描かれ方が良かったです。映像表現ならでは…
>>続きを読む妻の浮気現場を目撃し、妻を殺し、8年服役して仮出所後に理髪店を営む山下。
店で働くことになった殺した妻に似ている女、桂子。
刑務所にいたころから飼っているうなぎ一匹。
寡黙で多くを語らず愛嬌のない…
うなぎの生態から学んだ
幸せのアナロジー。
本作から遡ること14年前にパルム・ドールを受賞した「楢山節考」と比べると、スケール感よりも切り口を鋭く尖らせ、"死"から"生"へと輪廻転生を遂げたような…
2025/06/16
監督 今村昌平
役所広司
清水美砂
"男一人、女一人、うなぎ一匹"
妻の浮気現場に逆上し、妻とその愛人を殺害者服役していた主人公の山下。
仮釈放で床屋を始めた山下と、彼に助…