このレビューはネタバレを含みます
原節子スネ顔怖すぎだしなんか大味。上原謙も淡々としてて細かいニュアンスが伝わり辛い。音楽が大仰。でも脇が味。小林桂樹の一喝からラストにかけてうねるような展開で主役二人もいきなりキュートに。成瀬映画は…
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倦怠期を迎えたある夫婦が、些細な出来事から少しずつ心をすれ違わせていく姿を描いたドラマ。
監督は成瀬巳喜男。
タイトルの「めし」は非常に印象的。
いわゆる“めし・ふろ・ねる”の“めし”であり、冒頭…
日本で最初の女性映画監督ともいえる成瀬巳喜男について、感単にではあるけれども研究する機会があった。『めし』の誇張されない原節子演じる妻は、時代を反映した一人の女であり、観ていて寂しくなるほどリアルだ…
>>続きを読むこの「耐える妻」、若干モヤモヤするなぁ…と感じながら見ていると、それをスッキリ代弁してくれる義弟のセリフに、原節子とともにハッとさせられ、ラストは爽やかな喉越しに。小津に見た「家族が離れること」とは…
>>続きを読む「感情をベタつかせる」演技に辟易しながら観ていると、ラストに訪れる原節子の繊細な表情に撃ち抜かれます。想いはナレーションに任せて、画は実にささやか。
全編にクドい感情表現が続くので、最後の一瞬に写…
倦怠期をむかえたよくありそうな夫婦の話。監修は川端康成。
原節子(東宝出演初)、杉村春子が出てるせいか所々に小津調ぽく見える。
部屋の中をスタスタ歩き、ちょっと立ち止まる時に片足を少し上げ、笑い方が…