めしの作品情報・感想・評価・動画配信

『めし』に投稿された感想・評価

UNEXTに入るしかない時代に。
主にアップフロントチャンネルがあるという理由で
このレビューはネタバレを含みます
浮雲より個人的に見やすかった。
成瀬巳喜男監督は拗れた中年夫婦の関係を描くものが多い。
最後は結局旦那のよさに気づき一緒に大阪に戻って行くのだが、なぜ魅力に気づいたのか、謎だった。

原節子の佇まい、所作の美しさには参ったな。全員魅力的だったけれど。
視線や言葉と言葉の間から醸し出さられる女心の機微、これってどうやったら真似できるの?さすが成瀬
それにしても里子のような自己中心的…

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3.5

面白かった。名作だと言われているが意を決して観たら、思いの外タッチが軽く、大阪の風景や人とのやり取りなど楽しく観れる。
原節子の見せる表情が良い。序盤は思いつめたような顔も多いけど、東京に行ってから…

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女の幸福とは、がテーマ。離れてみて分かることがある。戦後復興から間もない時代背景がそのまま。

結婚して家庭を作ってみると、繰り返す毎日が退屈で、本当に幸せなのかと思う。
対極的なサトコが、極端に描かれてはいるものの、憎たらしくもあり、自由で羨ましくも映る。

冒頭ででてくる「宇宙の大きさ」と…

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成瀬巳喜男監督1本目
U-NEXT神すぎて一生観れるわぁ
原節子主演、林芙美子原作

めし。私は一生ご飯を作って洗濯して、そんな人生が続くのかしら
みちよは旦那にこき使われ浮気され、今後の人生を憂い…

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本日の巣ごもり鑑賞。

林芙美子(1951年6月逝去)の未完の絶筆『めし』を、逝去の5ヶ月後に映画公開。

原作者・林芙美子が突然に亡くなり、小説(『めし』)の結末がどうなるかが誰にもわからない中で…

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4.6

「漢は背中で語る」のかどうかは知らないが、『めし』の俳優たちは、じつに雄弁に背中で語る。きわめて正確に立ったり座ったり歩いたり止まったり寝転んだり視線をさまよわせたりする役者がカメラに背を向けて話す…

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原節子の圧巻の演技。
一瞬の刹那で全てを把握させ納得させてくれる。演技は『東京物語』と双璧と言っていい。

実家の前で胸の高鳴る顔と少女のような立ち姿。
少し曲がった背中の和装で海岸線を歩く姿。

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