里子が鏡に映るシーンなんかは彼女の純粋無垢さを表しているのだろうし、そういう点が三千代の昔を想起させるのだろう。三千代は佳樹が里子を叱責した時も困った様な表情を浮かべてどちらかと言えば里子の方に着く…
>>続きを読む再見。
視線と原節子の表情で全てを分からせてしまう。外の家の前にある階段良い。あとやっぱり米研いでる原節子と寝っ転がってタバコ吸ってる上原謙とか、手前で寝てる原節子、奥にいる杉葉子ら等、ふすまで区切…
成瀬巳喜男ブランドの1951年制作作品。4K版のCSでみたのだが、なんとまあ、、これが1951年かと思わせるシーンの連続。当時の戦後復興から立ち直りうさつつある東京と大阪の対比が克明に記録されている…
>>続きを読むじわーと面白いなぁ、と思えてきた。
小津安二郎と成瀬巳喜男は日本の映画黄金期を支えた同世代(松竹蒲田出身)の巨匠だそうな。小津安二郎は代表作とされる「東京物語」だけ観たことがあって、成瀬巳喜男監督…
観光する場面で近所の昔風景が見られてテンション上がった。
演技とストーリーで魅せてくれるこの時代の映画はやっぱりいいね。なんてことない生活を映しているだけなのに心が動かされる。
「めし」よりもビール…
東京に戻った後、働く選択をしようとするが、結局は迎えに来た旦那と店でビール飲みながら長屋に帰る選択をする。シングルマザーの知人があくせく働く様を見た時の憐れみとも絶望とも言えぬ微妙な表情がこの映画の…
>>続きを読む家事に追われ、それを感謝されることもない妻。平凡な幸せのありがたみを見つける話とは言うけれど、本当にそれで良いのか?という疑問は拭えない。時代と言ってしまえばそれだけなのだけれど。
時代と言えば、自…
大阪に暮らす初之輔(上原謙)と三千代(原節子)夫婦は結婚から5年が経ち、倦怠期を迎えていた。初之輔の姪の里子(島崎雪子)が家出をしてやってくるが、楽しそうな夫と里子の姿に苛立ちを覚え、ついに三千代は…
>>続きを読む成瀬世界の男論でいくと「めし」のカズオは例えば「女が階段を上る時」でいうところのコマツだね。
悪くない顔をした男が女を停滞させる。
悪人じゃない、優しくもなれる、でも決定的なところで引き受けない、こ…