手をつなぐ子等の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『手をつなぐ子等』に投稿された感想・評価

見放された廊下の子も見捨てられた悪童も優等生もみな一人の教諭に育まれて卒業式を終えて手をつなぐ。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1940年代映画:小説実写映画化:大映:日本映画傑作全集〗
1948年製作で、田村一二の小説を実写映画化らしい⁉️

2023年1,622本目
theocats

theocatsの感想・評価

3.0

ネタバレ
知能障害児や悪童の理念的教育を描いた物語

1948年モノクロ映画

数字を数えられず、授業にも集中できない知能障害児。
その障害児を悪巧みでいじめる悪童。双方を遠巻きに見つめながら根気よ…

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【善意のかたまり】172

「忘れられた子等」でも「ぼくはずいぶん待ったよ」と言ってた笠智衆ですが、前作にあたるこの映画でも、ひたすらに子どもを待ちます。どこの学校でも上手くいかなかった寛太のことも…

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西瓜

西瓜の感想・評価

3.5

いかにも道徳的だ。子どもたちの取っ組み合いの喧嘩の潔さ、そして、悪意に勝る善意の崇高さ。
ディゾルブや多重露光など、画面構成の丁寧さが要所要所で光る。息子の様子を確かめる為に学校の階段を駆け上がる父…

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うどん

うどんの感想・評価

4.1

9/23@新文芸坐

精神薄弱の少年とそのクラスメイト達、担任教師の成長物語。

カンちゃんを温かく見守り指導する笠智衆先生。それに習って手を繋ぐ子どもたちの姿に心が洗われる😊

転校してきたガキ大…

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邹启文

邹启文の感想・評価

4.2

稲垣浩が清水宏や羽仁進に並ぶ子役使いの名手だと実感した1作
ドキュメンタリー的でありながらここぞと言うタイミングでドリー撮影などを行うあたり、稲垣がモノクロ映画で培ってきた技術の総決算が垣間見えたよ…

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Gocta

Goctaの感想・評価

-

学校に馴染めず転校を繰り返す精神薄弱の児童が、新しい学校で、理解のある担任と協力する子供たち、そして最初は心を開かなかったガキ大将とも仲良くなり、卒業して行くお話。心が洗われるような映画で、とても良…

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谷口

谷口の感想・評価

5.0

戦後民主主義の権化たる笠智衆。稲垣浩がどれほど子どもたちの顔を信頼しているか。その信頼に120パーセントで応える子どもたち。わんぱく相撲のシーンが際立って傑出している。がっぷり四つでクルクル動き回る…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.8

【1948年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
田村一ニの児童文学を『宮本武蔵』『無法松の一生』の稲垣浩監督が映画化した作品。伊丹万作が脚本を執筆したが、完成を見ずに亡くなってしまった。

当時…

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