“人生はいつだって 矛盾に満ちている”
愛する家族の元に戻りたくてした究極の選択に苦しみ 不在の間の変化に疎外感を感じ 大切なものを失いそうになるミカエル
ラストシーンがとても良かった
コニー・ニ…
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監督曰く
「あれがベストだったと言えない時が人生にはある。この映画はその究極のケースだ。」
「自分が死ぬことで友を救うことが出来なかったのか。答えはNOだけど、この映画ではそういう仮定を提示しよ…
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とても重い作品。
最終的にミカエルの秘密を妻に打ち明けることにより幕が閉じるが、その秘密、及び苦しみに関して視聴者は中盤でわかるため、ミカエルの伝えたいけれど伝えられない苦痛、そして変わってしまった…
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戦争で同じ国の兵士を殺す事を命令され、その後の苦悩が描かれる。拷問より精神的なトラウマになりそうな仕打ち。人を殺めることの倫理観が戦争となれば敵、味方ともに崩壊する。この監督の卓越性は究極の選択をつ…
>>続きを読むハリウッド版リメイクの「マイ・ブラザー」を先に見たんだけど、こっちの方がゴツゴツした手触りでもっとリアル。トビーマグワイアの演技は勿論すごかったけれど、やっぱりどうしても映画的過ぎるんだよね。こちら…
>>続きを読むスサンネ・ビア監督作。この人の撮る作品は、いつも心を波立たせてくる。
優秀な軍人で、2人の娘を持つよく出来た兄、ミカエル。
銀行強盗をしてムショ帰り、〝ろくでなし〟な弟、ヤニック。
弟いわく〝退屈…
『未来を生きる君たちへ』でスサンネ・ビアに惹かれて。
光と影の使い方、ぼんやりした映像、目や口元のアップから伝わってくる心情、どれも好み。
邦題では気づかなかったけど実はこれ、2009年にトビー・…