黒澤明のデビュー作。
まだ、黒澤明らしい情報量の敷き詰められた画面構成だったり、ダイナミックなカメラワークは発揮されてないんだけど、捨てられた下駄を通して時の経過を演出してみせたり、満月の夜、沼に…
黒澤明の美的センスの良さ、同時にそれに対するこだわりに導入で気付いて衝撃を受けたら、後はずっとそればっかり見てしまっていた。黒澤にとっては、照明も美術も、何もかもがカメラに入る画の黄金比を整えるため…
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黒澤明の初監督作品。
わざわざ風が強く吹きつける草原のような場所で決闘させるなど観客を楽しませようとするサービス精神がうれしい!
たしかに黒澤明がアメリカの活劇のリズム…
取っ組み合いのシーンで、真剣そのものだからこそ時折見られる他のことを気にしていられないという風な屁っ放り腰具合など、描写をキレイにし過ぎていないところや、間をふんだんに使ったジリジリした追い詰め具合…
>>続きを読む大人になったことだし、黒澤やら小津やら見ていかないとなぁと思い「羅生門」の次は最初期作の「姿三四郎」を鑑賞。
まずもって柔術の決闘?で人が死ぬっていうのがいまいち理解できず。普通に首絞めてましたよ…
あまり描写が細かくないので蓮の花を見て突然何を悟ったのか良くわからなかった。あらすじをざっくりと表現している感じがして、あまり続編に期待が持てない。途中のフィルムがなかったからなのかな?他の黒澤作品…
>>続きを読む最初観たときはその観辛さ(古いから仕方ないんだけど)ゆえにあまり集中できなかったのだけど、二度目の鑑賞であらためて感心。
映像も勿論のこと、間の取り方も素晴らしい。
最後の対決前の映像は特に圧巻でし…