地の群れの作品情報・感想・評価・動画配信

『地の群れ』に投稿された感想・評価

この前ドキュメントで観た「全身小説家」井上光晴原作及び脚本作品

医者の宇南は過去に朝鮮人の少女を妊娠させた結果死なせてしまった過去を持つ
その診療所に被差別部落の少女、福地徳子が暴行されたとの診断…

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ミチ
4.2
このレビューはネタバレを含みます

あらゆる種類の差別が複雑に交差しあって負の連鎖

最後、そういうところとは縁遠い安全地帯にいる人たちのお花畑な表情たちや場所としての建物が印象に残る

でもそこはそこで人間ひとりひとりに潜む傍観者に…

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SD
4.0
あらゆる差別が凝縮されている。

戦後を題材にした映画を見るといつも思うが、こういう時代から比べたらいまは平和だと思う いまも一部の社会の中では血筋で下に見たり上に見たり劣等感を抱いたり優越感を抱いたりしてるわけだが、それはこの先な…

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4.0

相互差別の沼の沼。今の時代には絶対に作れない一本。仮に台詞やカット割りを全コピしたとしても、そこにある空気を映し出すことは不可能でしかない。

人間の嫌な部分、嫌な感情を、煮詰めたタールのように浴び…

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3.5

部落差別、被爆者差別、朝鮮人差別のトリプルコンボ。
なんとも流れが悪い。映像がわかってない原作者が脚本に加わってるせいだろう。セリフとナレーションで説明しちゃうやつ。それを民藝の達者な役者さん勢揃い…

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3.2
差別の連鎖、人間の醜さ弱さがリアルに端的に描写されていて考えさせられた。
な
3.8
長崎を舞台にした作品
なかなか難しいテーマで今は絶対作れない作品

数年前に井上光晴の原作を読んだ。この映画化作品は、脚本に井上自身が関わっていることもあり、ラストの演出やネズミとニワトリの映像以外は、原作にほぼ忠実に作られている。

朝鮮人の少女を妊娠させ自殺に追…

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mh
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部落問題、朝鮮人差別、原爆被害者差別、強姦、私刑など、商業映画ではおっかなくて扱えない題材をこれでもかとばかりに詰め込んである。ATGらしさが詰まった野心的で挑戦的な内容。
なかでも、差別を受けてい…

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