ハネケのくれる絶望はやはり一級だなぁ
結構好きだし主人公もこれで間違い無いけど、やはり女性主人公だと自分との間に距離はあるような気がしちゃうでもない
フランスで作られたのもあるのか、やはり心情…
母との関わりにより長年、抑圧されてきた性への衝動が日常に滲み出るような描写が良かった。
ワルターとの出会いによりそれをついに解放できる、長年の望みが叶うと思っていたのに、想像とは違う現実に絶望して…
何を考えてるのかよくわからなくて難しかった。手紙にまで書いていたことが叶っても死んだような顔しているし、、
結局ただちゃんと愛されたかったってことなのか?
ラストでナイフを持ち出したときは死んじゃ…
息をつくのも惜しいくらいに苦しくて悲しい。頭がクラクラする。イザベル・ユペール演じるエリカの一つ一つの目配せ、動き、声のトーン、涙、ラストのあの一瞬の表情。どれも凄い。あの表情からのラストの展開は希…
>>続きを読むやはりハネケは映画がとても上手い。
それだけで十分見れてしまう。
が、エリカが何したかったのか、わかるようなわからない様な。
途中までは全然わかったのだけど、ラストの手前で深夜にワルダーに襲われる…
主演2人の怪演が凄まじかった。
特にイザベル・ユペールの表情やちょっとした仕草での演技が圧巻で、さすがの名女優だった。
内容はだいぶ変態的ではあるものの、ずっと抑圧された人生を送ると、映画の内容ま…
フランスって感じ。アメリカには作れないと思う。
親に抑圧されて性的な事に触れていなかった主人公が「二十歳前後」だったら潔癖さの中に危うさを感じてすごくエロいと思うんだけど、これが「四十歳前後のおば…