「光」の観賞体験があまりに酷かったので(いまだにワーストレベル。どうやったらあんな台詞がかけるんだろうか)、とにかく避けてきた河瀬直美。
しかしまあ久しぶりに見るかと、フランスでは人気だけど日本では…
非言語的な物語り方がやはり巧いなと思う前半。後半、老人とヘルパーがトラウマの貝合わせ展開に転じ、森の中の神秘体験的雰囲気を通して、浄化に向かう、やや自己陶酔気味。たとえば、川を渡る老人に叫ぶ尾野真千…
>>続きを読むひろい森の中に飛び込んだ私たちは、とたんに不安になった。生きているって何だろう。なんで私は生きていて、あの人は死んでしまったのか。「生きることと、死んでいることとは、もしかしたら同じことかもしれへん…
>>続きを読む映画で感動はしてもあまり泣けない体質なのだが久々に涙腺がぐらついた。尾野真千子の凄まじく感情的な演技とオルゴールの音色の部分が特にやられた。それにしても森が舞台の映画は、スピリチュアルで己の煩悩が浄…
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