夜と霧の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 7ページ目

『夜と霧』に投稿された感想・評価

作家性の無さとか言われてるけどそれこそが当時のヌーベル・ヴァーグに於けるレネの凄さだと確信する
pier
4.0

ユダヤ人強制収容所での虐殺の事実を告発した、衝撃のドキュメンタリー。
戦時中の映像や写真と、そこから10年後の製作当時の今の映像を交互に使用。
塀を隔てたすぐ隣に、普通の住宅が存在するのもおぞましい…

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4.6

【戦中と戦後】

アラン・レネによる映像イメージの連なりが悪夢的光景を甦らせる【ホロコーストの日常】。カラーとモノクロが交錯しおぞましいナレーションと共にナチスの残虐行為を白日の元に晒していく。

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Rissie
5.0

ホロコーストに関する本を最近読んでおり、この作品を学生時代に世界史の授業で観て衝撃を受けたことを思い出し、改めて鑑賞した。

ナチスによるユダヤ人虐殺については誰もが事実として知っているだろうが、こ…

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「遠ざかる映像の前で希望が回復した振りをする。ある国のある時期における特別な話と言い聞かせ、消えやらぬ悲鳴に耳を貸さぬ我々がいる。」

りんごのように、子供の首が桶に。
モノクロでないと観るに耐えないシーンばかり。
だれもが観るべきドキュメンタリーであるが、その悲惨さに耐えれない人もいるかもしれない。少しでも、関心を抱かれたのなら、…

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L
3.3
夜と霧…
そういう意味だったのか…
見ていて悲しい気持ちになったと同時に
今まで学生時代に習った授業より深く知れて良かったし周りの人にも見て欲しいと思った。
作家性は感じられない、しかしこれを資料映像的な視座においてみると確かに高評価
考えたくないことだけど、でたらめな管理の元に行われる収容や想像を絶する虐待や虐殺は自分に向けられたものでさえなければいいということなのだろうか?私も人のことを言えるのだろうか?
mtmt
3.7

覚悟が出来ずに今まで観ていなかった映画。アウシュヴィッツ強制絶滅収容所を実際の映像を用いて構成されたアラン・レネ監督作品。32分と短尺の作品だが、想像通り精神を疲弊した。特に後半は思っていた以上に厳…

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