家庭も仕事も満足だが不倫をしている眼科医。
記録映画の監督はわがままな俳優にふり回されながらも、心の支えは彼女のみだが。
この二つの箇所が交互に描かれるが、重罪と軽罪の邦題が示すように、それぞれの…
このレビューはネタバレを含みます
悪が裁かれないのがマッチポイントっぽい。こちらの方がよりコメディタッチ。
人生の不条理さを神の存在と繋げて考えるのがいかにもキリスト教(ユダヤ?)国家ぽい。不条理な目に合うのがウディアレンだったから…
シーン転換の度に観客の思惑を裏切り、
これ以上無い面白さで物語を転がす妙義。
何処か凡庸な不倫譚ゆえに安心して身を委ねられるから、
微量な捻り部分にこそ特異なテーマが浮かび上がる作劇の新味。
最難題…
ウディの作品群をほぼ一周して再鑑賞すると、驚くほど印象が違う作品。後の「マッチポイント」(2005)に直結し、「夢と犯罪」(2007)、「教授のおかしな妄想殺人」(2015)などにもつながるテーマ、…
>>続きを読むアレン作品の中でも重ためのほう。ベルイマンの影響色濃いシリアスな物語に、アレン本人による軽めのストーリーが併走し絡んでいく。いけすかない成功者に向けた皮肉も効いている。
あんまり魅力的なキャラクター…
レフンの『ブリーダー』みたいになるかと思ったらそんな考えはあまいあまいのね。面白いから、寡黙なマッツミケルセンより多弁のウディにBETだよ。『ザ・プレイヤー』野郎がしゃあしゃあといてもそれはあなたの…
>>続きを読むまあまあ。浮気相手と上手くいかなくて殺しを画策っていう点では後年の「マッチポイント」の方が断然良く出来ている。ウディアレンが自分で作った独裁者風編集の記録映画をニコニコ観てるとこは良かった。ミアファ…
>>続きを読む「死ぬまでに観たい映画1001本」739+155本目
不動産王のトランプの名前が出てくる。
眼科医とウッディアレンの話が並行して進むのでまだ良い。
ウッディアレンだけだとキツイ。
ウッディアレン…