恐怖の報酬の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「恐怖の報酬」に投稿された感想・評価

決して派手な演出はないのに、
ニトロという危険物が、
とても緊張感を張り巡らせ、
最後までドキドキが止まらない作品。
No.259
前半がダラダラしてたせいでニトロを運ぶ頃には頭が消化試合してた。ヴェラは可愛かったけどね。
ENDO

ENDOの感想・評価

4.2
恐怖の伝播が人を狂わせる。前半と後半で登場人物達の印象が覆される。金と恐怖を天秤にかけて人生を棒に振る。マリオの執念は狂気、兄貴分のジョーに対する罵倒と仕打ちに震えつつ、ルイージとビンバのユーモアに溢れた信頼関係に涙した。中皮腫の肺、ナチスからの迫害、髭を剃るのどかさ。どれを取っても切実な背景。ベネズエラに限らず異国の地であぶれてしまった全ての人々に追悼を。
#2018-56
少しの衝撃で大爆発するニトログリセリンを運ぶおっさん4人の物語。

いやまあ長い。
前半はおっさんの人間模様、後半はひたすらに死と隣り合わせのサスペンス。
前半部分がいつまで続くのかわからず苦痛だったが、一転後半は固唾を呑む展開だった。

マリオにルイージ、あのおっさん2人が頭をよぎる。
ペイン

ペインの感想・評価

3.7
これがフランスのヒッチコックかぁ~

泥臭い“野郎映画”でした。
月月

月月の感想・評価

3.8
今度フリードキン版が4K完全版になって劇場に帰ってくると聞いて…その前に、以前から見たかったアンリ=ジョルジュ・クルーゾー版をば。

少しの衝撃で大爆発する危険物ニトログリセリンをトラックで500km先の火事現場まで運ぶことになった4人の男の人間模様を描く。ハラハラドキドキのサスペンス要素はもちろん、この4人がまぁそれぞれ人間臭くてその描写がとにかく良かった。
ラストのあっけなさもまた格別。何も知らずに見るとびっくりするが、その分余韻がいつまでも残る傑作でした。

マリオとルイジ…
chiebi

chiebiの感想・評価

4.0
白黒でめっちゃ古いのにその辺の違和感全然感じないー。

白黒だからこその迫力があるー。
ラストもやっぱりぃー?(笑)
なとこすき。
最初見たときはパルムドールと金熊賞をどちらも受賞したにしては普通と思ってしまったし、後味の悪いラストに胸糞悪くなってしまったけれど、普通に見たらそこまで悪くなかった。

でも作品としては同年のカンヌで上映されたエルや僕の伯父さんの休暇とかの方が断然好みだったし、わざわざ金熊賞受賞してた映画に最高賞与えなくても良かったんじゃないかと今でも思う。

というかメインとなるニトログリセリンの運搬作業より、初見では気にもかけなかった序盤のメキシコっぽい寂れた街とかの様子とかの方に目が行ってしまって、映画の見方って変わるものだとつくづく思った。
YuK

YuKの感想・評価

3.7
ストーリーはシンプルなのに(だから?)すごい緊張感に支配されたサスペンス。
藤子A先生がこの映画に影響受けて描いたというブラック短編マンガを読んで、子供の頃観ましたね。
カメラに泥たまりの泥がかかってきたりしてベネズエラの暗く汚らしい風景が印象的で、かつ編集による映像の凄みがすごい。

聖母像の裏の首吊り死体、石油の沼、徹頭徹尾巨体で不気味なものとして描かれるトラックとか被写体の威圧が凄まじいんだけど、更に「鉄路の白薔薇」にも負けない編集の巧みさによる緊迫感(巨石を爆発するシーンの短いクロースアップのショットの切り替え)とか、あとはラストシーンのダッチアングルなんて赤子の揺籠のようで見てるこっちが酔いそう。

でも前半のトラック乗るまでのだるさは確かにありますあります。
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