初めて見たピーター・グリーナウェイ。
グリーナウェイで思い出すのはデレク・シャーマンと共に80~90年代のバブル期とセゾン文化ですね。
あの頃渋谷のアップリンクや六本木WAVE地下の劇場にミニシアタ…
映画は動く絵画なんだなぁと思う。
5秒に1回グロ映像が挟まるけど、グリーナウェイの映画はそれでなくても腐乱を感じる。
生きて、死んで、「腐る」という3段階目が常に前提にあって、腐ることに向かって進行…
このレビューはネタバレを含みます
ルネサンスに続くバロック、とりわけオランダ絵画特有のvanitasへの流れが、アッテンボロー氏の進化論レクチャーからのフェルメールの模倣と腐敗への執着によってなぞらえられているように感じた。
美し…
双子の兄弟がある日、自動車事故で同時に妻を亡くす
「地球上の生物の進化を1年365日に置き換えると人間が誕生したのは12月31日の夕暮れ時になる。そこに行き着くまで40億年も経っている」
ピータ…
同じグリーナウェイ監督の「コックと泥棒〜」のほうがわかりやすくて世界観なども好きだった。マイケルナイマンの音楽とはマッチしていて良かったが、たびたび流れすぎでそれもちょっと気になった。カタツムリは気…
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