規則的に並ぶビルの窓からの方眼用紙、電球が赤く灯される部屋での複数の写真からの赤みがかった洗面所のタイルなど、シーンごとに直接的な関係はないものの、グラデーションのように映像が移りゆく。
屈伸運動…
・相変わらず窓が語る
・いつもよりセリフは少なめ?積まれた本、風に吹かれてなびく写真、翳の差す顔、などなど、モチーフが物語を語っていく。
・小説の心理にせまるリーチュンの長い独白。あれをカメラ目線か…
台湾の名前の表記と登場人物の名前の文字が分からないため、いたずら電話と理解できないことと、最後の展開とその心情がしっかり理解できないことが難点。
しかし、ショットはエドワードヤンの素晴らしさに溢れ…