最後「え、終わっちゃうの…」って淋しくなるくらい、なんかずっと観てきて私も街の一員で家族であるかのような、いつまでも続くような気がしてしまうような、そんな映画だった。
いつまでも当たり前にそこにい…
人生は静と動のコントラストを繰り返す。
喧騒の昼間を終えれば、静かな夜が来る。
厳しい冬が終われば、穏やかな春が来る。
『アマルコルド』とは、フェリーニの故郷の方言で「私は覚えている」という意味ら…
『フェリーニのローマ』が大島渚の『新宿泥棒日記』だとすると、本作は黒木和雄の『祭りの準備』???みたいな青春悶々群像劇となっている。タイトルは造語で『私は思い出す』。
やはり本作もエピソードの断片…
物語として成り立っているのは勿論だけど、フェリーニの幼少期の思い出という方がしっくりくる。
大好きだったおじいさんの頭がイカれてしまうこと、女の人が気になること。軽快で、悲しくて、イタリアのあの塩っ…
巨匠フェリーニの全てのエッセンスが詰まった大傑作
フェデリコ・フェリーニ監督が生まれた故郷を舞台に自分の少年時代をモデルとして、少年とその周りの人物たちを生き生きと描いた名作。春が訪れた北イタリ…