フェリーニにしか成せない哀愁を帯びた喧騒、映像的な美しさや音楽に酔いしれながらも映画自体には没入することができず、コロコロと映し出される学校生活や家庭の風景など、街に住む人々それぞれの人生を浮き彫り…
>>続きを読む過ぎ去った時間に対する愛おしさと、決して美化されることのない記憶の複雑さを映し出した、まさに映画による記憶の再構築とも言える作品。
思い出を芸術作品として昇華することで、観客に自分自身の過去を見つめ…
イタリアの田舎町で暮らす少年の成長と共に、町の人々の生活や四季の移ろいを描いたフェリーニの半自伝的作品。
繊細で多幸感に満ち溢れた人間賛歌だった。
冒頭からなかなかカオスで怖気づいてしまったが、終わ…
物語としての暗喩を用いて、叙事的に描いた『道』(1954年)。その暗喩という橋を焼き払ったうえで、叙情的に自意識を描いた『8 1/2』(1963年)。
ここで言う暗喩の意味については、『道』(19…