二人で一つの命じゃろうがという山岡演じる高倉健さんの目も言葉も、静かに波打つ深い海のようだった。
鹿児島の夕焼けを背にして船に揺れる2人の姿がそれだけで「生」を語る。鶴のシーン、可愛らしくて涙が出…
お母さんと映画館で観た思い出の作品。
こういった戦争映画は
平和のために絶対無くしてはいけないと思う。
この映画を観てから戦争のことをもっと知りたくなって広島に行った。
呉の資料館で特攻隊の…
2年前、知覧特攻平和会館に行った時、お国のためと言ってたった一つしかない命を捨てた若い特攻隊員たちの残した手紙を読んで涙が止まらなかった。「二度とこんなことを繰り返させない」。この映画を見て改めてそ…
>>続きを読む神風と呼ばれた彼らは最期、何を思っていたのだろう。恋人や家族や友人の顔を思い浮かべ、人生でいちばんの思い出の数々を追想し、そうしてやはり生きていたいと願いながら海に命をなげたのなら。過去になったそれ…
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